「道の駅いとまん」
最南端の道の駅の魅力とは…？

糸満市にある「道の駅 いとまん」は、那覇空港や沖縄自動車道のICからのアクセスに恵まれているため、観光の途中や空港へ向かうまでの空き時間を過ごすのに最適です。観光情報や体験メニューを紹介してもらえる「情報館」や、沖縄土産が買える「糸満市物産センター遊食来（ゆくら）」など、観光客にうれしい施設が充実しています。また「ファーマーズマーケットいとまん うまんちゅ市場」や「お魚センター」には、地元の人たちが安くていい商品を求めて集まるため、観光客と地元の人が行き交うにぎやかな場所。旧暦が暮らしに根付き、独特の文化が残る糸満のディープな雰囲気が味わえる道の駅です。

地元の特産品が豊富に揃う道の駅 いとまん。地元の人も足を運ぶ、野菜の直売所「ファーマーズマーケットいとまん うまんちゅ市場」や糸満漁協の直売所「お魚センター」は、安くて品質のいい生鮮食品が買えます。
ファーマーズマーケットいとまんうまんちゅ市場は、野菜や果物の直売所。種類も豊富で朝収穫したばかりの新鮮な野菜や果物がたくさん並びます。農家の方が直接納品してくるので、庭先で自分たちが食べるために栽培しているような野菜やハーブ、果物がちょっとだけ納品されることもあり、地元の人でも使い方が分からないような、珍しい商品が並ぶことも。買い物をしている間にもどんどん農家の人が納品していくので、珍しいものを見かけたら、ぜひ使い方も含めてどんな農作物なのか聞いてみてくださいね。6月～8月の夏の時期になると売り場の果物コーナーは「マンゴー」で埋め尽くされます。驚きなのはその価格。ちょっとした傷や形など見た目だけの理由で値段が格安で売られており、気軽に甘くて美味しいマンゴーが手に入りますよ。ファーマーズマーケットいとまんうまんちゅ市場の楽しみ方は果物や野菜だけではありません。レジ前に並ぶ、お菓子とお惣菜コーナーは忘れずにチェックしておきたいスポットです。ここには、地元のお母さんや弁当屋さんが作ったお惣菜やお弁当、サーターアンダギーや紅芋チップス、アガラサー（沖縄風蒸しパン）など、美味しそうな沖縄グルメがずらりと並びます。特にお菓子は季節に応じてさまざまな沖縄のお菓子が並ぶので、沖縄の食文化を知るのにもおすすめですよ。
糸満漁業協同組合の直売所「お魚センター」は今ではもう言わずと知れた人気のスポットです。その理由はもちろん、沖縄県産魚の新鮮な刺身、魚汁、海鮮丼、お寿司、魚を使ったお惣菜などが格安で味わえるから。どれを選ぼうか迷ってしまうほど、海人のまち糸満ならではの品揃えが魅力です。まずは下見で一周。次にお目当てのグルメを決めて二周目を回るのが、お魚センターを楽しむ為の鉄則。お目当てのグルメをゲットしたら、外のガーデンテーブルでゆっくり味わってくださいね。

日本最南端にある糸満物産のテーマパーク「遊食来」。ここでは、作り手の想いがこもった糸満生まれのお菓子や民芸品、工芸品、泡盛、特産品などが豊富に揃います。中でも泡盛の瓶蓋で作れる「ミニチュアカンカラ三線」セットはユニークなお土産としておすすめ。9種類のバリエーションがあるので、全部集めるのも面白いですね。お子さんに人気なのは、沖縄の伝統おもちゃ「ゆびハブ」。ゆびハブから力ずくで指を抜こうとするとなかなか抜けない！それに面白がるお子さんが多いのだとか。特産品としておすすめなのは、不動の人気を誇る美らキャロット「万能だれ」。糸満産の美らキャロットというニンジンを使用した加工品で、ノンオイルでさっぱりとした味わいが魅力。焼肉やサラダなどにピッタリのドレッシングですよ。「遊食来（ゆくら）」にはまだまだ、面白い商品が沢山あります。お買い物を楽しみつつ、地元食材を使用した沖縄グルメも味わってくださいね。